2009年 03月 26日
847 歴史
君のことは
少しだけ知っている
小さなときに捨てられて
怖くて茂みの中で震えていた
幼い瞳は時と共に鋭くなり
綺麗だった身体は苦労と共に汚れた
あのときは
あんなに泣きながら捨てていった人を
追いかけたのに
もうずいぶんと前から人嫌いになった
君のことはそれだけしかわからない
君をみて汚いと笑い飛ばし通りすぎてゆく人間のもと
暗闇で寒さや暑さ
寂しさや恐怖にたえる君のことをぼくは知る由もない
家なき猫のこと、みなさんに知ってもらいたくて・・・・・ランキングポチッと・・・・お願いします
by nora8787
| 2009-03-26 15:14
| 0801~0850