2014年 10月 07日
大きなお世話
いつものように
彼に会いに行ったら
若い女性に抱かれていた
人恋しい彼だから
いつも人とは絡んでいたが
観光客の外国人
近所のおばさん
サラリーマンの男性
でも今日は違った
抱かれていた
女性は家族にしたいという
ぼくも
それがいい
それがいいとうながす
彼は抱かれてここを離れた
ハッピーエンドだろうに
ぼくは
涙が出そうで
おおきなお世話をしたように
罪悪感でいっぱいになった
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彼はほかの猫たちとなじめなかった
通る人達に鳴き声をあげて付いて回る子だった
家に連れて行こう
いや
じゃぁ今までの子はなんで連れて行かなかったの?
ほかにいる子はなんで残すの?
葛藤の毎日だった
そこに彼女が現れた
ぼくは彼女の背中を押した
1時間も離れた身も知らない女性を自宅まで車でおくった
やさしさか?
自分が葛藤から逃れたいだけでは?
そして
彼女はいわゆる純粋に猫がかわいくて好きという人
本当に彼は幸せになれるのか?
そして
ぼくは罪悪感でいっぱいになって
自分の無責任さを嘆いているだけになった
by nora8787
| 2014-10-07 11:35
| 1051〜1100